知り合いが自己破産した
子どもの頃からの知り合いで、大きな家があり、駅前でカフェを経営していた人がいました。ある時を堺にして、しばらく連絡が取れなくなったことがあり、心配していると、人づてに多額の借金があって、自己破産の手続きをしているらしいと聞きました。その時に、はじめて自己破産ということが、身近な出来事として認識できました。
弁護士を依頼して任意整理3年間で返済する事を決意した。もう、すでに働く仕事もはじめており月の給料も概算でだして貰っている。何とか頑張って返済する。今まで人を使っていた自分が人に使われる。惨めになる事もある。でも、くじけない。任意整理3年間で返済して不安にならない生活を夢みて。いつか家族を連れて旅行に行くんだ。
◇古文書基に地図作製
江戸時代末に起きた安政の大地震で、志摩地方を襲った大津波を記した古文書や石碑を解読し、その傷痕を現在の地図に表し戒めを展示した「先人に学ぶ 地震と大津波展」が26日、志摩市磯部町の市立磯部郷土資料館で始まった。甲賀村(阿児町甲賀)の石碑には「田畑や住居があっという間に押しつぶされ」などと刻まれており、同資料館は「先人たちが残してくれた貴重な教訓をもう一度見直したい」と話している。【林一茂】
安政の大地震は嘉永7(1854)年11月4日に東海地震、翌5日に南海地震が連動して発生し、全国で数千人が犠牲になったとされる。同資料館の古文書学習会(山本耕助会長)が07年、志摩地方を襲った安政の大地震に関する古文書を解読し、「安政東海地震と津波の遺訓」と題した冊子にまとめた。
今回の「地震と大津波展」は、東日本大震災で目の当たりにした大津波の恐ろしさが、かつて志摩地方でも起きていたことを知ってもらおうと、石碑や古文書に記された津波に焦点を当てて展示することにした。
阿児町甲賀の福聚山妙音寺境内に立てられた「地震津浪遺戒」石碑は、「数十丈(何十メートル)の高波が、あたかも雲のように起こり、田畑や住居が押しつぶされ、ほとんど原野のようになってしまった」と記す。家屋141戸と船舶51隻、42カ所の堤防が流失し、11人が亡くなったという。地震に遭遇したら「まず火を消し、できるだけ早くお年寄りや子供たちと高台に避難すること」と彫り込んでいる。
甲賀では他に古文書に津波被害が小字ごとに書き記され、現在の地図にその区域を示した。大半が押し流されたり浸水していた。
また、南張村(浜島町南張)の庄屋は、出張先の鳥羽藩庁で地震に遭い、被災で得た教訓を子々孫々に伝える文書を残した。その中で、心得として「老人、子供、牛などは一刻も早く高い所へ逃げること、その時は欲を出さずに早く逃げること」と戒めている。
展示しているのは古文書10点、同複写6点、絵図2点、現在の地図に示した津波浸水などのパネル11点、東日本大震災の被災写真50点など。同展は10月2日まで。
〔三重版〕
8月27日朝刊
【関連記事】
東日本大震災:わずかな漁船、定置網漁「本当にうまいよ」
東日本大震災:仮設住宅に緑のカーテン 季節外れなのに…
東日本大震災:福島の農地、復旧遠く…政府工程表
東日本大震災:テレホンカードで支援の壁画…河内長野市
がれき撤去:月内に完了…警戒区域外の居住地周辺で
政府が岩手、福島、栃木の3県産の肉牛の出荷停止措置を解除したことを受け津市は、10月からの学校給食で牛肉の使用を再開する方向で検討を始めた。前葉泰幸市長が26日の定例会見で明らかにした。
市は放射性物質の全頭検査を受けて暫定規制値以下の牛肉や、過去に出荷制限を受けていない地域の牛肉など安全が確認できる牛肉が納入できれば、使用を再開するという。
津市は公立の75小中学校と22幼稚園、26保育所の9月からの給食について、牛肉の使用を見合わせる方針を決めていた。【谷口拓未】
〔三重版〕
8月27日朝刊
【関連記事】
名産大GSB:学生の企業、テナントビルLED化 津センターパレスと覚書 /三重
個人住民税:滞納、4年ぶりに減少 特別班設置1年間で8億4300万円処理 /三重
サントリー地域文化賞:相可高校受賞 まごの店が評価 /三重
東日本大震災:セシウム汚染の牛肉、松阪で提供 /三重
親子で学ぶおかね教室:楽しく働いて、おかねの勉強−−津 /三重
菅直人首相が正式に退陣表明したのを受け、県内の民主党関係者は「退陣の3条件をまとめて次期政権にスムーズにバトンを渡せる。苦しい状況でも投げ出さなかった」など、一定の評価を与えた。一方、野党側は「権力の座にしがみつくだけで、何をしたいのか見えない政権だった。政治の停滞、空白を生んだ」などと批判した。
民主党県連代表の芝博一衆議院議員は「震災の復旧・復興、原発事故の収束に一心不乱に取り組んだ。対応が遅いとの指摘もあるが、誰がやっても難しかった」と首相を擁護した。6月の退陣示唆から約3カ月経過したことについては「首相は『退陣3条件をまとめなければ次の政権が困る』と言っていた。最後に泥をかぶった」として、「居座り」との批判をかわした。
一方、自民党県連の水谷隆幹事長は「震災対応ではことごとくぶれ、円高対策も打つ手なし。野党との協力はおろか、党内もまとめられないお粗末な内閣だった」と切り捨てた。次期首相には「大連立はありえないが、真摯(しんし)に野党にも協力を求める姿勢を見せるべきだ」と注文した。
公明党県本部の中川康洋代表は「代表選に向けても日本の進むべき道を示す議論はなく、同じような政治が繰り返されるのではないか」と党内力学を優先した後継レースを批判。共産党の大嶽隆司県委員長は「国民が期待した自公政治からの脱却を図れず最後は3党合意で退陣条件を成立させて自公と同化してしまった」と述べた。
また、鈴木英敬知事は「東日本大震災や原発事故、歴史的な円高水準やデフレなどの課題に迅速かつ協力に取り組むには辞任はやむを得ず、むしろ少し遅い。次の代表には地方の意見を聞き、喫緊の課題に取り組んでいただきたい」とのコメントを出した。【田中功一、駒木智一】
〔三重版〕
8月27日朝刊
【関連記事】
社説:菅首相退陣 また短命で終わった罪
余録:菅首相退陣と後継選び
首相退陣表明:農業団体反発招き…TPP
首相退陣表明:強硬中露に押され…外交・防衛
首相退陣表明:消費増税あいまい…税と社会保障